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zoom RSS 私はこうして発想する  大前研一  文春文庫

<<   作成日時 : 2008/08/02 17:46   >>

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生前、
私の父がよく読んでいた大前研一氏の著作。

私もそれを読むような年齢になったのだなぁと、
なんか、感慨深いものがある。



大前氏の著作には、
文庫とか新書の、比較的読みやすいものと、
分厚いハードカバーの、読むのにかなり気合が必要なものとが、
あると思う。

それで、
私がよく読むのは前者である。

分厚い方も読んでいた、私の父の域には、
まだ達していないかな。




私が思う、大前氏の著作の凄さは、
「そういう考え方があるのか!」
というような、
大胆というか、目からうろこというか、
そういう内容のことを、
ズバッと語るところだと思う。

しかもわかりやすく。

そして、
信じるほか無いくらい論理的に。

大前氏の著作を読んでるとたまに、
カタルシスというか、
はっちゃけた!(あばれはっちゃく)
というか、
そういう感じが味わえるのである。




その例をひとつ本書から引用すると、


「国土は輸入できる」と発想を転換させてみたらどうでしょうか。
日本の農民がオーストラリアへ行って水田を開墾すれば、米一キロを25円で作ることができる。
それを輸入すれば、日本の国土を使う必要はない。
日本国内で作るのと、何も違いません。
p40



日本の食料の自給率の低さについて、
最近特ににいろいろ言われてると思うが、
これ以上に明快な解法を、
私は聞いたことが無かった。

戦いの武器として、
鉄砲にするか、マシンガンにするか、
という話し合いをしていたら、
「原子爆弾があるよ」
って、
言ってしまう感じ。

細かな論を吹き飛ばす、
飛び道具的思考。




その発想がどこから来るのかを解き明かす、
というのが、
本書の主旨なのだと思うが、
知ったところでまねできるかどうかは、
別だと思った。





私はこうして発想する (文春文庫 お 35-2)
文藝春秋
大前 研一

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