歯と脳の最新科学 堀準一 朝日新書
歯医者さんの友人がいるので、
読んでみた。
歯医者さんの友人と一杯飲むと、
どうしても歯の話になるので、
その話についていけるように。
本書は、
タイトルにあるような「最新科学」というよりも、
歯にまつわる読み物、
という感じ。
気楽に読んで、
歯とその周辺部に関する薀蓄が得られる。
例えば、
「のどちんこ」の役割は、
口の中の奥にぶら下がっている口蓋垂、いわゆる”のどちんこ”も、鼻腔のほうに食べものが誤っていかないための閉鎖弁の役割をしています。p105
ということ。
それから、
噛むことが、なぜ脳にとってよい影響を持つのか、
ということについては、
十二対の神経のうち、抜く神経以外の十一対もの神経には、ある共通点があります。それは「かむこと」に関係した神経であるというものです。p129
セロトニンの分泌を促進するには、分泌をつかさどるセロトニン神経という脳の部分を鍛えることが第一になります。そして、セロトニン神経を刺激するには、次のような運動を継続的に行うことが効果的といわれています。一定のリズムに沿って、咀嚼する、歌を歌う、腹式呼吸で座禅をする。ダンスをする、サイクリングをする、などです。p133
という部分などが、
その理由だと思った。
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