ネットで売れるもの売れないもの 竹内 謙礼
ネットで何かを売るときの、
基本的な心得が分かる本。
私もそうだけど、
基本的にネットで買うのは、
近所のお店では手に入りにくい物だと思う。
近所に大きなショッピングモールとかがあれば、
ネットで物を買う必要はあまり無い。
それからネットでは、
同じ商品ならできるだけ安いお店で買おうとする。
価格競争がおきやすい。
自分自身が、
ネットで何をどのように買ったかを考えると、
本書に書いてあるようなことは、
読まなくてもだいたいわかる気がする。
なので、
ネットですでに何かしらの物を売っている人には、
本書から得るところはあまり無いだろうと思う。
これから売ろうとしている人が、
そんなに簡単ではないのだな、
ということを知るには、
良い本かもしれない。
本書のなかで参考になったところ。
どこで売っているか分からないものは検索されやすいp57
どこで売っているか分からないものを欲しくなるときは、
どういうときなのだろう?
ブランド名や商品名、型番が明確なものは、比較的ネットでは売りやすい商品の部類に入る。p57
検索経由でお客さんに来てもらうことができるから。
「ガーデニング工事 千葉県」「探偵 浜松市」「貸し教室 渋谷」など、決して検索される数は多くないものの、これらのキーワードを検索している人は、「買う気マンマン」であることはほぼ間違いない。p62
サービス系の商品や現場での施工が必要なものは、
地名と絡んで検索されるようにしておくのは、
基本だろう。
ショッピングモールで商品を売るためには「広告費にゆとりがある」「オリジナル感」の二つの要素を持っていなければ、ビジネスを展開するのは非常に厳しい状況なのである。p118
この本が書かれたころより、
もっと厳しくなっているのだろうと思う。
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