私はこうして発想する  大前研一  文春文庫

生前、
私の父がよく読んでいた大前研一氏の著作。

私もそれを読むような年齢になったのだなぁと、
なんか、感慨深いものがある。



大前氏の著作には、
文庫とか新書の、比較的読みやすいものと、
分厚いハードカバーの、読むのにかなり気合が必要なものとが、
あると思う。

それで、
私がよく読むのは前者である。

分厚い方も読んでいた、私の父の域には、
まだ達していないかな。




私が思う、大前氏の著作の凄さは、
「そういう考え方があるのか!」
というような、
大胆というか、目からうろこというか、
そういう内容のことを、
ズバッと語るところだと思う。

しかもわかりやすく。

そして、
信じるほか無いくらい論理的に。

大前氏の著作を読んでるとたまに、
カタルシスというか、
はっちゃけた!(あばれはっちゃく)
というか、
そういう感じが味わえるのである。




その例をひとつ本書から引用すると、


「国土は輸入できる」と発想を転換させてみたらどうでしょうか。
日本の農民がオーストラリアへ行って水田を開墾すれば、米一キロを25円で作ることができる。
それを輸入すれば、日本の国土を使う必要はない。
日本国内で作るのと、何も違いません。
p40



日本の食料の自給率の低さについて、
最近特ににいろいろ言われてると思うが、
これ以上に明快な解法を、
私は聞いたことが無かった。

戦いの武器として、
鉄砲にするか、マシンガンにするか、
という話し合いをしていたら、
「原子爆弾があるよ」
って、
言ってしまう感じ。

細かな論を吹き飛ばす、
飛び道具的思考。




その発想がどこから来るのかを解き明かす、
というのが、
本書の主旨なのだと思うが、
知ったところでまねできるかどうかは、
別だと思った。





私はこうして発想する (文春文庫 お 35-2)
文藝春秋
大前 研一

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